鮮やかに舞う海

今日(正確には昨日)は、ガッコから帰ってきてすぐに鞄放って、チャリで２分の海へ写真撮りに行ってきた。
いつもながら、衝動的に。
電車の窓から見てた夕日が、綺麗で。ぼんやり撮りたいなぁとか思ってたら、唐突に海辺へ出たくなって。
こう、近くに海があるっていいね。潮風で植物はダメになりやすいし、物も錆びやすいけど。お世辞にも綺麗とは言えない海だけど、目の前に海がある環境で育ってよかったなと思う。
日が沈むまで空と海を眺めてたら、まるで、波音に吸い込まれるような気がした。波の音しか、聴こえない。あの感覚、不思議だ。海しか見えなくなっていく。
海で空の写真撮ってると、無性に泣きたくなる。海の音って、お腹の中にいる時の音とよく似てるんだったっけ。
海は好きだ。昼間撮りに行くより、夕暮れを撮る方が好き。太陽が沈む寸前と瞬間と、直後の秒単位で変わる空が好き。